沖縄コスメと健康

　今日は毎年恒例で、石嶺地域の夏の風物詩(？)になっている、「いしみね地域福祉祭り」に行きました

　石嶺団地を過ぎたところに、通称「福祉街」と呼ばれているところがあって、そこに「沖縄県社会福祉協議会」や首里厚生園、身体障害者の福祉施設、石嶺児童園、中央児童相談所等の福祉施設が集中してあります。

　本当は先週だったのですが、台風で一週間延長して、今日になったわけです。

　一般の夏祭りと同じで、地域の方たちのエイサーはじめ、催し物がありました。

　またその地域の福祉施設に入所している方たちも、テントを張って参加しておられました。

　私が毎年このお祭りに行くたびに、真っ先に目が行くところがあります。

　それは外でもない、石嶺児童園や中央児童相談所に入所している子どもたちです

　お祭りだから、浴衣を着ている子どもたちもいれば、綿あめをもって走り回っている子どもたちもおります

　けれども児童相談所に預けられる子どもたちや、いしみね児童園に入所している子どもたちは、親はちゃんといるけど、児童虐待や育児放棄、また様々な理由で親と一緒に生活できない子どもたちがほとんどです

　里親家庭を訪問しているゆえ、沖縄でも児童虐待や育児放棄が増えていることは分かります

　けれども、里親家庭で生活している子どもたちは、本当の親ではないけど家庭の温かさが分かります

　児童養護施設で生活している子どもたちは、家庭の温かさがわからないんですよね・・・

　無邪気に走り回る一方、心の奥底では寂しさと深い傷を負っている子どもたちをみて、胸が痛くなりました

　
　お祭りですから、当然屋台もたくさんありました

　かき氷や焼き鳥、お好み焼きというように、屋台メニューはありましたが、珈琲は残念ながらありませんでした

　でもコンビニで飲めるから、いいことにします

　
あとチーズケーキのお店もありましたよ

　毎年出展しているので、去年も買いました

　チーズも濃厚で、気に入っております
　ガトーショコラもありましたが、チーズケーキだけにしました

　健康診断(？)のあとで、気をつけているのはいうまでもありません

　帰る前に、精神障害者の方たちが経営している福祉カフェも毎年出展しており、かき氷やぜんざいを販売しておりました

　私はぜんざいを注文して食べました

　甘さ控えめでおいしかったです

　　







　誰も好きで障害者となったわけではない、この人たちだからこそできることがある、と実感しました

　那覇市内で福祉カフェをやっているので、近くまで行く機会がありましたら、応援に行きたいと思いました

　どうしても社会的に弱い立場の人たちって、社会から置いてけぼりにされてしまうんですよね
　
　けれどもこの人たちだからこそできることがある、この人たちでなければ出来ないことがある、ということを実感して、そして誇りをもってほしいのです。

　このお祭りは、これからも続きますように

　一人でも多くの人たちが、社会的に弱い立場の人たちに目を向けてくれるように、そして支援の手を差し伸べるきっかけになると思うので

　そう思いつつ、児童園をあとにしました
　
　今日は気分転換と同時に、この方たちに励まされた夜のひとときでした